夏の甲子園8強、5校に優勝経験あり 近畿勢は10年ぶり3校残った
第100回全国高校野球選手権大会第13日は17日、甲子園球場で3回戦4試合がが行われ、近江(滋賀)金足農(秋田)下関国際(山口)日大三(西東京)が準々決勝に進んだ。
【写真】3試合連続2桁の14奪三振、9回の161球目に150キロをマークした金足農・吉田
これでベスト8が出そろい、第14日には第1試合で史上初となる2度めの春夏連覇を狙う大阪桐蔭(北大阪)が浦和学院(南埼玉)と対戦、第2試合で報徳学園(東兵庫)―済美(愛媛)、第3試合で日大三(西東京)―下関国際(山口)、第4試合で金足農(秋田)―近江(滋賀)が行われ、4強入りを目指す。
8校のうち、春夏の甲子園で優勝経験があるのは大阪桐蔭、浦和学院。報徳学園、済美、日大三の5校で、近江は最高成績が2001年夏の準優勝、金足農は84年夏のベスト4と、今大会最高成績を更新している下関国際以外の7校が準決勝以上を経験している。
また、地域別にみると近畿が3校、東北、関東、東京、中国、四国が1校ずつとなっている。近畿勢がベスト8に3校残るのは2008年の90回大会に大阪桐蔭、報徳学園、智弁和歌山が残って以来10年ぶり21回目のことになる。